関東大学リーグ：明治－慶応

４／２２（水）
今日はナイターの大学サッカーを観戦してきました。
会場は会社から30分位のところにある夢の島競技場です。
お目当ては、レギュラーでは、明治の10番山田選手（大学選抜）、慶応の4番三上選手（大学選抜候補）と8番河井選手（一昨年の高校選手権で大活躍）。
３選手の共通点は．．．母校の星（候補）ということです。

夢の島競技場は、新木場駅のすぐそばでした。
区民グランドなので贅沢は言えませんが、芝がはげている、グランドが結構デコボコ、ナイター照明が暗め、って感じでした。できれば、もう少しいいグランドで、というのが正直なところです。

試合は、７－４で慶応の勝利。サッカーの試合でこのスコアだと大味な試合を想像しますが、それぞれが自分の流れの時にまとめてうまく得点していたので、全体的には拮抗した印象でした。

私の期待の３選手は．．．それぞれ大活躍でした。


急遽、夕方から客先へ出向きましたが、仕事はすぐに終わり、試合開始には余裕で間に合いました。
入り口はメインスタンドの端の１箇所。スタンドの階段を上ったところに受付（？）があって入場します。 関東大学サッカーリーグ戦、というプログラムも購入しました。

席に座ると慶応側でした。メインスタンドの端にユニフォームを着た控え選手たちが陣取っています。背番号70番台なんて部員もいました。

試合前に選手紹介。出身高校もアナウンスされていました。お目当ての選手は３人ともスタメンです。

試合は、序盤は明治のペース。サッカーの印象は、無骨で激しい明治、エレガントな慶応。大学のイメージと重なるところがあって面白かったです。
押し込まれていた慶応は、攻め上がった明治ＤＦの裏のスペースへパスを通し、速攻で連続得点。突然形勢逆転！って感じでした。
しかし明治は攻め続け、高さもスピードもある２トップへ好パスが通ってこれまた連続得点で同点。続けて、左サイドから単独で切れ込んだ山田選手が一人で決めて逆転しました。気落ちするのが目に見えた慶応ですが、なんとか踏ん張ります。前半終了の少し前、河井選手のＦＫから慶応が同点に。３－３で前半終了。

慶応は同点で前半を終わったのが大きかったのではないでしょうか？

後半立ち上がりから今度は慶応が元気です。そういえば、明治は中２日なんだそうです。慶応は中４日。明治はコンディション的に苦しいか？
激しく守っていた明治のＤＦ陣も、左右に間延びして、間をつかれています。ルーズボールにも反応が良い慶応が流れをつかみ、連続４得点。ほんの数分間の出来事でした。その後は一進一退、やや慶応の流れか？って感じでゲームは進みます。疲労と気落ちのためか、明治は運動量が落ちています。が、次の得点は明治でした。しかし、まだ３点差。しかも慶応の方が元気です。うまく時間を使いながら試合を終わらせました。

明治は、技術と戦術と闘志を高いレベルで備えた好チームだと思います。ただ、この試合もそうですが、前の試合でも後半崩れたようなので、集中力を９０分間保つのが課題なのかもしれません。

慶応は、速い選手、巧い選手など特徴のある選手が揃い、流れが自分達にある時は、とても魅力あるサッカーをしていました。ただ、判断が遅い場面、ちょっと遠くや逆サイドの選手が見えていない場面が目に付きました。もう一皮剥けたら素晴らしいチームになるのではないでしょうか。

お目当ての選手は、それぞれ大活躍、存在感あるプレーをしていました。
明治 山田選手
　左サイドの中盤でゲームメイクしていました。溜め、散らし、ラストパス、そして得点。流石でした。１ゴール１アシスト。まだ３年生ですが、この翌日からジュビロ磐田の練習に参加していたそうです。中学までジュビロのジュニアユースに所属していたそうで、卒業後はプロ入りするかもです。
慶応　三上選手
　左ＣＢ。鋭い読みで、多くの攻撃を止めていました。スイーパータイプ？
慶応　河井選手
　4-2-3-1のＯＨというか、２トップの下がり目？この試合では、ＤＦの間への飛び出しやワンタッチパスが目に付きました。ただ、これらのプレーにこだわり過ぎ、単調になっていたような気がします。彼の能力をもってすれば、もっとためて時間を作ったり、サイドチェンジのパスを出したりできるのでは？ＦＫ、ＣＫの精度は見事でした。ゴールはなかったものの２アシスト。

今日は、期待の1年生、明治の小林選手、慶応の藤田選手は出場しませんでした。

観客も多くはなく（ほとんど関係者？）、運営も素朴ですが、結構楽しめました。
今度は、筑波絡みの試合を見に行こうかな？